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大会２日目を振り返って

大会２日目はコンテスト部門のみのためか、１日目よりも緊張感ある空気に包まれていた。慣れない会場だからか入場時にセッティングトラブルが散見されたが、ホールはアリーナよりも格段に客席が近く、ステージ上の焦りや動揺は場内の雰囲気に影響してしまう。また、落下物などは音が響いてさらなる動揺を生む可能性もある。ステージでの搬入出の際は、アリーナ以上に留意し、所作にも気を配る必要があると感じた。

小学生の部は、九州支部の鹿児島市立武小学校金管バンドと福岡市立舞松原小学校マーチングバンド同好会が金賞を受賞。両校ともにホールとの相性の良いバランスの取れたサウンドで、小学生らしい生き生きとした好演が印象的だった。

鹿児島市立武小学校金管バンド

中学生の部は関東支部の水戸 MarchingBand BlueStoneと中央区立日本橋中学校吹奏楽部が金賞を受賞。水戸 MarchingBand BlueStoneはマーチングバンド全国大会出場は叶わなかったが、ステージ全国大会では金賞という最高の評価を得ることができた。

水戸 MarchingBand BlueStone

高等学校の部は、大会最多の15団体が出場。北海道から九州までの高校生がこれまでの練習の成果を披露した。印象的だったのは小編成トップバッターの函館大学付属有斗高等学校マーチングバンド部だ。パワフルなサウンドで会場を沸かせ、トランペットの見事なハイトーンには客席から歓声も上がっていた。男子校バンドは全国的にも減少傾向だが、金賞獲得を弾みに今後の活動に励んでほしい。

函館大学付属有斗高等学校マーチングバンド部

出場団体の皆様、素晴らしいパフォーマンスをありがとうございました。

＞大会１日目のレポートはこちら

コンテスト部門 小学生の部／中学生の部
コンテスト部門 高等学校の部 小編成／大編成