暫くしてまた先生に呼ばれます。「ドラムメジャーはテンポ感が大切。テンポの基本となるバスドラムかテューバをやるべきだ」と。テューバには卒業間近な先輩が一人居られるばかりでした。紆余曲折の結果、テューバ担当に。また一からテューバの練習です。なんとか音が出るようになり、先輩が卒業した後に「パレードではテューバが必要。テューバで本番に出るようにね。ドラムメジャーは他の部員を起用するので教えるように頼むよ」と指示を受けました。これは先生の計画だったのかはわかりませんが、結局、在学6年間の内、ドラムメジャーで本番に出ることが出来たのは1回だけでした。しかし、今となってはテューバやドラムメジャー等を担当する機会に恵まれたことを心から感謝しています。そしてまさに運命的なマーチングや人そして音楽との出会い。この出会いが今にまで続く大切な始まりの一歩となりました。本当に感謝しております。