主にバッテリーパーカッションについての概要、チューニングやセッティング、演奏技術に関してお届けする「マーチングパーカッション入門」の最終回、第4回になります。
第4回「習得必須のエクササイズと練習の考え方」
1、習得必須のエクササイズと練習の考え方
2、メトロノームの正しい効果的な使い方
3、個人と集団による練習の目的、考え方の違い
4、練習メニューの構築における注意点
中村裕治
神奈川県横浜市出身。横浜市立潮田中学校にてユーフォニウム担当。東京実業高等学校入学後、打楽器担当へ転向。高校卒業後、横浜市一般団体を経て渡米。1994年Blue Stars Drum & Bugle corps、1995年Cavaliers Drum&Bugle corpsへ入団。DCIオープンクラス(現ワールドクラス)上位団体のドラムラインへ日本人として初めて入団を果たす。帰国後、1996年よりマーチングパーカッションを主とした指導及び楽曲アレンジ業を開始。多くの団体の指導に携わり、全国大会へ導く。2003年フジテレビ新春スターかくし芸大会にて、タレント中山秀征氏の指導や、人気アーティストDreams Come Trueライブツアー、『Dreams Come True Wonderland 2007』にて、ドラムラインディレクターを務め、ツアーに同行する等メディア関係の指導にも携わる。現在はマーチング団体への指導及び楽曲提供、洗足学園音楽大学非常勤講師、一般社団法人日本マーチングバンド協会公認指導員、ドラムコージャパン審査委員会パーカッションバッテリー部門キャプションヘッド、TAMAマーチングパーカッションアーティスト、Evans Drum Headアーティストを務める。