本講座では「ビジュアル達成度アップへの鍵」といったテーマに基づき、デザイナー、指導者、プレイヤーが理解しておくべき、達成度の内容、また技術的、表現的な質などについて計4回に渡ってお届け致します。ビジュアルの審査員がどういった観点でショーを見ているか?長年、審査員をされてきた目良先生が解説致します。
第3回「表現的な質」
1、表現的な質について(ダイナミックエフォート)
2、Space(経路)
・直線的な動き
・柔軟な動き
3、Time(速度)
・持続性(緩)
・迅速性(急)
【Time(速度)の表現における注意点】
・音楽との関連性
・状況や感情との関連性
4. Weight(抵抗)
【Weight(抵抗)を表現する際の注意点】
①「重量配分の変化」だけでは伝わらない
②指導者は演者を客観的に判断する必要がある
5. Flow(流れ)
6. 表現的な動きの評価ポイント
目良康浩
中学生でマーチングに出会い、高校生でDCIに魅力に取りつかれ、以来プレイヤーとして活動。現在はマーチング団体の指導の他、日本マーチングバンド協会、全日本吹奏楽連盟、ドラム・コージャパン、ジャパンカップ等の審査員を務める。