「音楽と視覚をデザインする!-魅力的なマーチングショーづくりのデザイン-」といったテーマに基づき、これまで多くのショーをデザインされてきた経験を多く持つ、大川勝己先生をお招きし、魅力あるショーデザインのノウハウを5回に渡ってお届け致します。
第4回「魅力的なビジュアルデザインの要素」
1、魅力的なビジュアルデザインとは
・曲調にマッチした絵柄と動き
・バランスのとれた構図(美しい構図)
・フォーカルポイントが明確な絵柄と動き
・テクスチュアのバリエーションが豊富
・絵柄の展開が心地よくスムーズ
・時間の流れとともに何かが発展する「オチ」がある
・キメ HOLD のでき方
・ムードが一変する展開
・適切なカラーコーディネーション
2、音を目に見える形にする
3、シンプルさの大切さと意外性が持つ魅力
4、カラーガードの活かし方
大川勝己
和歌山県出身。バークリー音楽大学中退。米国滞在中に多くのマーチングバンドに遊学。湘南台高校White Shooting Starsで2008、2012、2013、2017、2018に全国大会グランプリを受賞。Drum Corps Japan 審査委員長、洗足学園音楽大学非常勤講師、一般社団法人日本マーチングバンド協会公認指導員。協会主催の都道県、支部、全国大会及び、海外での審査実績あり。小学校、高校のマーチングバンド編曲を多数手掛けている。アジア諸国ではマーチングショーの制作や審査のクリニックも行っている。