本講座では「ビジュアル達成度アップへの鍵」といったテーマに基づき、デザイナー、指導者、プレイヤーが理解しておくべき、達成度の内容、また技術的、表現的な質などについて計4回に渡ってお届け致します。ビジュアルの審査員がどういった観点でショーを見ているか?長年、審査員をされてきた目良先生が解説致します。
第2回「技術的な質」
1、フォームに関する個人の原則
・始動と停止(Starts & stops)
・構築の方法(Method of build)
・ステップのバリエーションとコントロール(Step size control)
・身体・手具等の方向(Orientation)
・機器の操作と運搬(Eqipment manipulation & carriage)
・回転時、方向転換での処理(Pivot execution & Turn)
・歩調をそろえる(In step)
2、 動きの原則
・センタリング(Centering)
・重力(Gravity)
・ボディー・バランス(Balance)
・姿勢とボディー・アラインメント(Posture and alignment)
・ジェスチャー(Gesture)
・空間内での移動(Moving through space)
・動きの開始点(Initiation of movement)
・アーティキュレーション
目良康浩
中学生でマーチングに出会い、高校生でDCIに魅力に取りつかれ、以来プレイヤーとして活動。現在はマーチング団体の指導の他、日本マーチングバンド協会、全日本吹奏楽連盟、ドラム・コージャパン、ジャパンカップ等の審査員を務める。