マーチングの大会では、複数人の審査員による審査点数の合計によって順位が決定されます。また、多くの大会では、リアルタイムで審査員がコメントをし、本番終了後に審査用紙と共に各団体へコメント(ジャッジテープ)が提供されます。各大会によって、審査員の人数や審査項目は異なってきますが、ここでは国内における主要な大会の審査ルールをご紹介します。
日本マーチングバンド協会主催の、「マーチングバンド全国大会」では2019年現在、下記の形式で専門の審査員による審査が行われています。
<小学生の部>
全体的演奏・演技の調和 5名
<中学生の部>
全体的演奏・演技の調和 2名
全体的演奏技術と表現力 2名
全体的演技技術と表現力 1名
<高等学校の部>
音楽と視覚の調和 3名
演奏の調和 1名
演技の調和 1名
管楽器の技術 1名
打楽器の技術 1名
演技の技術 1名
<一般の部>
音楽と視覚の調和 3名
演奏の調和 1名
演技の調和 1名
管楽器の技術 1名
打楽器の技術 1名
動きの技術 1名
カラーガードの技術 1名
Drum Corps Japan(ドラムコージャパン)主催の、「All Japan Championships」では2019年現在、下記の形式で専門の審査員による審査が行われています。また、「All Japan Championships」では、年によりドラムコーの本場アメリカより、DCI(Drum Corps International)公認の審査員を招聘しての審査が行われています。
<General Effect>
Visual 1名
Music 1名
<Visual>
Visual Proficiency 1名
Visual Analysis 1名
Color Guard 1名
<Music>
Music Brass 1名
Music Analysis 1名
Music Percussion – Battery 1名
Music Percussion – Pit 1名