マーチングバンドの歴史

マーチングは元々、欧米で生まれ軍楽隊等を中心としたパレードスタイルが中心でした。
国内では、戦後アメリカから来日した軍楽隊の影響で、日本の吹奏楽に大きな影響を与えました。それから全国各地で警察音楽隊や自衛隊音楽隊により、演奏活動が盛んに行われるようになり、ステージドリルを披露する団体も出始めました。

 

日本のマーチングの歴史

1950年代に神奈川県にある関東学院中学・高等学校が日本で初めてマーチング活動をスタートさせました。1970年の大阪万博ではアメリカをはじめとした多くの海外のバンドが来日して演奏を披露した事に影響を受け、国内でマーチング活動を始める学校が増えていきました。

マーチング活動が日本国内で広まってから多くの時間が経過してきましたが、これまでの多くの指導者の努力と日本マーチングバンド協会主催による全国大会の開催、またマーチングの本場アメリカからの指導者の来日などにより、日本のマーチング活動は大きな発展を遂げ、現在目にする事が多いマーチングスタイルが確立されてきました。

マーチングバンドの活動はショーアップされた華やかな部分や大会での結果が重要視されやすいですが、その根底として大切なのは、チームの規律を守り、一人一人に与えられた役割をしっかりこなす事。また、練習を通じて協調性と集団の大切さと喜びを学ぶなど、教育的意義が大きい活動となっています。

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