パフォーマンス形態

マーチングバンドの演奏・演技は、主にドリルショー、パレードの2種類があります。ここでは、主に国内の大会で披露される演奏・演技の形態をご紹介します。

 

フィールドドリル

フィールドドリルは、主に屋外競技場などでドリルショーが披露されます。マーチングの本場、アメリカでは、マーチングバンドがアメリカンフットボールのハーフタイムショーで演奏・演技を行う事が盛んだった事から、現在でも屋外でのパフォーマンスを目にする機会が多くあります。

国内では、DrumCorpsJapan(ドラムコージャパン)主催による、「All Japan Championships」が屋外スタジアムで開催されており、独特の臨場感を味わう事が出来る大会となっています。

 

フロアドリル

フロアドリルは、30M×30Mのスペースを用いて、主に屋内のアリーナ、体育館などでドリルショーが披露されます。国内では、日本マーチングバンド協会主催による、「マーチングバンド全国大会」、全日本吹奏楽連盟主催による「全日本マーチングコンテスト」、ジャパンカップ組織員会主催による「JapanCup」が屋内の会場で開催されています。

 

ステージドリル

ステージドリルは、主にコンサートホールや劇場でドリルショーが披露されます。定期演奏会やコンサートでのマーチング披露として、多く目にする機会があります。国内では、日本マーチングバンド協会主催による「ステージドリル全国大会」が毎年開催されています。

 

パレード

パレードは、主に屋外の道路や商業施設内などで、演奏・演技が披露されます。バンドメンバーは行進をしながら沿道の観客に向けて演奏、演技を行います。マーチングバンドの古くからのスタイルはこのパレードが中心でした。

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